AT EASE代表 長畑 佐代子のオフィシャルブログ

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秘展

21−21 デザインサイトで 「秘展」が開催されています。

 

めったにみられないデザイナー達の原画。ということで

建築家 グラフィックデザイナー テキスタイルデザイナー などなど

一人一つの ガラスブースが与えられて それぞれに好きなような展示を見せてくれます。

 

一つの作品を作る場合に どうやってそれを形にしていくのか

彼らの思考の変遷を覗き見ることが出来て 楽しいです。

 

ものすごい繊細な絵や文字を重ねて 緻密にデザインを構築する人

ざっくりしたものから 次第に形を造っていく人

彼らデザイナーが どれだけ 日常で デザインの素材を集めているのか。

どれだけ アンテナを張っているのか。

 

さすがーーー。

 

と感心しきり。

 

 

私は 建築も好きですが 布が好きなので

テキスタイルデザイナーが どのように新しいタイプの布を作り出していくのかが

とっても興味深かったです。

 

例えばこれ。

布の切れ端を集めて 重ねて それから一つの新たな布を造る。

その素材は小枝まで!

 

 

 

 

見学者は 若い人が圧倒的に多かった。

たぶん 様々なデザイナーの卵たちなのかもしれない。

尊敬するデザイナーの ブースを真剣に写真にとりながら 食い入るように観察していました。

 

見ごたえあります。

 

3月8日まで。

 

奈良原一行さん

先日 国立近代美術館「窓展」で 奈良原氏の写真について言及していたのですが

http://ateasesalon.jugem.jp/?eid=1286

 

なんと 投稿した同日 19日 奈良原一行氏が お亡くなりになっていました。

 

現在 世田谷美術館やJIIフォトサロンでも個展が開かれています。

 

 

こちらは 「王国」シリーズの

トラピスト修道院

 

 

ドラマチックな写真に 心がぞわぞわします。

 

この機会にぜひ。

 

 

窓展

国立近代美術館で「窓展」が開催されています。

 

窓をめぐるアートと建築の旅 という副題でして。

 

窓の絵画や写真

窓の建築

窓というのは とても象徴的で詩的なものなのだなと再確認しました。

 

私の好きなマティスに会うために出かけましたが

特に興味深かったのは

奈良原一高の 写真「王国」でした。

窓の内 窓の外 という題でしたが

外部から閉ざされた修道院と監獄が題材にされて 比較された写真が並びます。

トラビスト修道院と女子刑務所

 

自らの意志で窓の中にいる人と

外からの圧で窓の中に閉じ込められている人

 

ここでの窓は

大聖堂の窓は 天を指し示す窓。地上にいながら神の国に身を捧げる空間にふさわしい窓として。

一方

鉄格子がついた窓は 脱獄を絶対に許さない「窓」として。

 

 

考えさせられました。

 

こんなふうに 好きな絵画に会えるだけでなく

意外な視点を見せてくれる 楽しい展示です。

 

国立近代美術館って いつも混んでいないし

レストラン「ラー・エ・ミクニ」も入っているので

疲れて 自分にご褒美したいときには うってつけです。

 

2020年2月2日まで。

2並びですね。