AT EASE代表 長畑 佐代子のオフィシャルブログ

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シャガール 「青いロバ」
東京ステーションギャラリーで「シャガール 三次元の世界」展が開催されています。

こちらでは 絵画のみならず
陶芸や彫刻がたくさん展示されています。

シャガールの 陶芸は 初めて見ました。

中でも 公式ホームページに出てくる 陶芸作品「青いロバ」
衝撃的でした!

なんという自由さ。

「ロバ」のモティーフは 絵画でも何度も何度も繰り返し出てくるものですが
この 壺は ロバが主人公。

私は今 泉先生という ものすごく優しい先生に巡り合い
甘やかされながら 陶芸をやらせていただいていますが

「うわ、これ。めっちゃ欲しい!!!」
いつか 私もこの「青いロバ」のオマージュ作品を陶芸で作ることが出来るかしら。
今後の意欲が出てきました。

ピカソの陶芸も 自由奔放で好きですが
シャガールは その上を行く感じ。

石や大理石にも彫刻を施していますが
その本来の形のままに。
ゆがんだままに 楽しんで彫刻しているのが良く分かる。

ありのままを 歪んだ状態を 枠のはめられたその条件下で思う存分楽しんでいる感じで
「いいなあああheart」と感心しました。

絵画も自由ですが
陶芸も彫刻も 自由そのもの。

布を使ったミクストメディアも 可愛いし・・・・


シャガールは まだ 絵画初心者だった 10代の私が
一番最初に好きなった画家です。



色の美しさもさることながら
その自由奔放さ。

その頃の 苦しい青春真っ只中の私に 「自由でいいんだよ」と
メッセージをくれた画家。

今回は 初めて シャガールの 陶芸に接することが出来て
本当に幸せでした。


12月3日まで。

nidoさんで 手鏡ワーク

ガラス工房の nidoさんで 手鏡ワークショップに行ってきましたーーーー!

 

ネットであれこれ 見ていたら こちらのガラス工房の センスに感動して

早速ワークショップに申し込みする。

 

可愛い 古民家のアトリエです。

 

 

 

こんな ガラスの切れ端をつなぎ合わせて 手鏡を作ります。

初めての ステンドグラス体験。

 

 

 

下準備して 並べてみる。ああかな、こうかなって。

不揃いのガラスたちだから 組み合わせるのも楽しみです。間に丸いビーズを入れたり・・・

渋い色目。

 

 

 

これらを はんだ付けして

アンティーク風に腐食させて 出来上がり。

 

この 不可思議な形が いいかんじ。

 

すっごい楽しかったので 近いうちに 再度来店して また作る!!kyu♪

 

 

 

吾妻 かやぶきの郷は 博物館だった!
薬師温泉 かやぶきの郷に行ってまいりました。

こちらは 古民家を何件も移築してきて 小さな村のようになっている 温泉です。

かやぶきの古民家の中には 様々な伝統工芸品が展示されていたり



旅籠の建物の中は まるで 博物館のように 大判の筒染や 黒光りする太い梁 美しい欄間 
たくさんの壺 民芸箪笥 などなどなど。ノスタルジックな伝統工芸品に溢れています。




お部屋はとっても広々していて。
階段箪笥の上には さらにお部屋があるんですよ。



どれだけ建物に 手間をかけているんだ!
天井も床も壁も しつらえも どこもかしこも博物館みたい。
室内の電話はなんと黒電話だし
公衆電話も徹底して 壁掛け式の古い電話

オーナー古道具や工芸品を集める趣味があったということですが
まったくどんだけの規模なの。

滝の横にある 露天風呂



滝のしぶきが 太陽に照らされてキラキラ・・
この たっぷりのマイナスイオンを浴びながら 入る ちょっとぬるめの天然温泉。
ぬるめだから ながーい時間 滝のマイナスイオンを浴びることが出来るので
温泉と 滝の効果がものすごかった!!

内湯は適温。

ロビーでは 囲炉裏の前で コーヒーやビールも頂けます。




囲炉裏料理も美味しいし、温泉も楽しいし お部屋も快適だし
とっても楽しい温泉でした!




身体ゆるゆるになった〜。


スーパーアーティスト運慶
東京国立博物館で「運慶展」が開催されていますね。

雨が降るさっむーい中 行ってまいりました。


東大寺や興福寺で 運慶の仏像は見たことはあっても
こちらのように 360度 ぐるっと後ろまで観ることはできないので
やはり 運慶ファンは見ないとーーー。


運慶がすごい点

まず 玉眼といって 水晶を削り 内側に顔料で瞳を描き 真綿を白目に見立てて
木像にはめ込むという技法。

さらに筋肉の躍動感 そのリアルな造形の迫力。

仏像の内部に 木片や 水晶の玉を 心臓の位置に入れ込んで
仏像にを入れ込んでいる。



徹底的に 仏像を生きたものにしよう!!という 意気込みがすごいんです。

平安の時代には無かった 迫力ある仏像を生み出したのは
やはり 運慶じゃないでしょうか。

運慶は 29人の仏師を抱えた 優れたプロデューサーでありました。

東大寺 南大門の 金剛力士像は8メートルの 巨大なものですが
これも それら仏師と 2か月で仕上げたそうです。


私は 今回
興福寺 八大童子の中の 制多伽童子に惚れました。
制多伽は 不動明王の脇侍の童子です。

どの目もみんな生きてるぅ!!!
確実に命がある!



運慶の八大童子はどれも個性的で 本当に魅力的なものでしたが
この 制多伽は ダントツの魅力を持っていました。 
なんていい顔。
その立ち姿のオーラといったら。


さらに
興福寺の 無著 世親菩薩の 存在感・・・・
彼らは インドから来た 兄弟の僧侶だったそうですが


ものすごい圧巻の表情なのでございます。
不動明王のような 迫力ある表情ではなく なんとも深い切ないような
素晴らしい表情をしていらっしゃる。






そして その目は 見る角度によってまるで涙をたたえたみたいに見える。


こちらも 確実に生きていらっしゃる。



毘沙門天も すごい生々しさでした。
もう うっとりするくらい。



この仏像は なんだかやたらに 持って帰りたかった。
家の中に置きたい。 
身近に置いて 守ってもらいたい、なあんて 思ってしまったのでした。


運慶の仏像が 22体。これだけ集まったのは初めて。


11月26日まで。



すごい!!安藤忠雄展!!
建築が好きなのです。
でもって 安藤忠雄はとっても尊敬している。

安藤忠雄展が 国立新美術館で開催されました。
初日 行ってきましたよ。

安藤先生は 癌で 十二指腸 胆のう 胆管を摘出。
さらに 2014年には 膵臓にも癌が見つかり 膵臓 脾臓 全摘!!

IPS細胞の 山中先生に
「膵臓を全摘される方は たまにいらっしゃいますが
その後 健康になられた方はいません。」

と言われたにも関わらず(山中先生も言いますよね〜。面白い方ですよね〜。)

こんな人いますか?

なのに
ものすごく 精力的にお仕事していらっしゃる 化け物のような方。
希望があるから 身体はちっとも 大変じゃない。
興味が尽きないから この先の自分の健康も なんにも心配していない。

とのこと。
すごいですね
人間のモチベーションって。


パンフレットによる この展覧会の ハイライト3点

その1 ANDOの原点である住宅作品を一挙公開!!!

一躍有名になった 「住吉の 長屋」

長屋をぶった切って コンクリートの家にしちゃう。
建築費は 1000万しかない。
真ん中に 外通路を作り 向かいの部屋に行くには 外に出ないといけない家。
雨の日は傘を差す。台風の日は?どうするんだろう。
建築費が無いから 暖房も冷房も無。
住人の気力と体力がないと 住めない家。

長屋だから 切断したら当然隣が倒れてくる。
その倒れた壁を押し戻して 建てたという・・・・

その2 代表作 「直島プロジェクト」の全貌が分かるインスタレーション


直島は 行った。
地中美術館は 本当に興奮する美術館だ。美術館がまるごと地中に埋まっています。

その3 代表作「光の教会」を原寸大で 野外展示場に再現!!!!



なんと 本当に原寸大です。

これものすごく 大変だったらしい。
展示品のノリで 作るはずだったのに 建造物扱いされて
国立新美術館を増設する ということに書類上なってしまい その手続きが半端なかったという・・・・


もうね 安藤忠雄のすべてって感じで
ファンにとったら 垂涎ものの展示なのですわ。

初日だったので 安藤本人のトークショーにも参加できましたし。
しかも 二回も 参加しちゃった!

安藤氏の巨匠っぷりだけでなく
安藤事務所のスタッフたちの 優秀さが よおおおおく分かる。


数多くの 建築物が紹介されており
それぞれが どれも素晴らしいのですが

興味深かったのは 北海道の大仏。
「真駒内滝野霊園 頭大仏」

丘の上の大仏が 人気がない。
そこで霊園の方が どうか この大仏を目玉にしてほしいと依頼。
そこで 安藤氏 大仏をすっぽり 頭だけ出して 埋めてしまった。

それが この画像。


遠くにちょこっと見えるのが大仏の頭。
雪の中 大仏を観るのは大変だけど 大変だからこそ価値が出てくる。

この発想すごいです。

おかげで 大人気。
特に中国人観光客がすごいらしい。中国からのお寺の依頼まで来て
現在 四つのお寺のプロジェクトにもかかわっているという。


建築するときは その土地を活用する。
あるものを使い ないものを作る。

だから
直島の美術館は 周囲の環境を最大に生かすために 美術館は地中に埋めてしまった。


こういう挑戦的な 発想が出来ることが 本当に素敵だと思う。

安藤氏はボクサーでもあるので
仕事は「闘い」なんだという。
「闘う」エネルギーがある間は 仕事を続ける。

そうおっしゃっていました。



絶対的 超人だから 大好き。

安藤氏と 同時代に生きていれて 幸せ。
今日の展覧会で またおっきいエネルギーをもらった。

琳派の初音ミク
京都 高島屋で 13日から
「ぼくらが琳派を継いでゆく 琳派・若冲・アニメ」展が開催されます。







京都呉服店 着物の絵師が 琳派とアニメを絹地に描いたものです。

この絵師さん 琳派を描かせたら ものすごい方なのですが
実は 大の手塚ファンでもありまして
人生の晩年で 手塚アニメを描かせてもらえることに 狂喜されているという。

アニメへの思い入れが すごい!
初音ミクだって 彼の手にかかれば こんなに生き生きと。

当然 手塚アニメもめちゃくちゃ 上手い。
手塚プロからも 自分たちより上手い、と言わしめたそうな。


35点を 展示。

25日まで。


京都のいらっしゃる方は 一見の価値あり。



セルゲイ・ポルーニン 「ダンサー」
文化村 ル・シネマで 「ダンサー」が上映されています。

ずっと観たかった映画。
やっと 観てきました。


これは もう 女子だったら みんな感動ものではないでしょうか。

イケメン
美しい筋肉
素晴らしいテクニックのバレエ
哀しい子供時代



「美しき野獣」と呼ばれた
セルゲイ・ポルーニンは ヌレエフの再臨と言われ
19歳という 最年少で ロイヤル・バレエ団のプリンシパルに選ばれる。
しかし 22歳で 突如の退団。

薬物や プリンシパルなのに 全身に入れ墨を入れちゃって
反逆児と呼ばれる。

何故 こんなことをしてきたのか
子供時代からの ビデオ映像もあり
家族の証言もあり

まじめで 神経質な子どもだった。
貧しい家庭で生まれ 幼い時から 天賦の才能を持っていたため
家族は 彼のバレエ学費を稼ぐため
一家ばらばらになって 海外に出稼ぎに行く。

自分が成功すれば 家族が一つに戻れると 信じて
精進しつづけるが
15歳で 両親が離婚。
彼の中で 何を目標にすればいいのか分からなくなってしまう。

バレエをやめようとして 最後に全身全霊をかけて踊った 映像は
本当にため息もの。

絶対 観て損はしない。
女子であれば。
観ている間 確実に幸せになれる。



このあと 全国に回っていくはずです。


なんかすごく好き
色も形も美しい。

こういう美しいものを見ると元気になる。

こちらから。
http://mymodernmet.com/kristina-makeeva-editorial-fashion-photography/?utm_content=buffer8893a&utm_medium=social&utm_source=twitter.com&utm_campaign=buffer


ベルギー奇想の系譜
文化村 ザ・ミュージアムで「ベルギー奇想の系譜」展が開催されています。

以下 説明文より

地獄 骸骨 アイロニー
いくつかの象徴的な要素を見ることが出来る ベルギーの「奇想」

ルーツは 15〜16世紀に活躍した ヒエロニムス・ボスに由来する。



人々を魅了したのは 世にも奇妙な魑魅魍魎たちが動き回る地獄の風景

ボスの死後も 人気は続き
「ボス風」の絵画が登場する

ヤン・マンディン
ピーテル・ブリューゲル

などなど

何故 ベルギーに「奇想」の芸術が生まれたのか?

フランドルと呼ばれるこの地域は 古くから手織物業などの産業が栄え
肥沃な土地であることから 数々の国に支配された。

無残な戦いの舞台になったことは数知れず
生き残るための 知恵として「アイロニー」が身に着けられた。

精神的にも啓かれた地域であったために
早くから心の闇に目が向けられ 圧倒的な存在としての「死」に関心が寄せられたのだ。


*********************


この系譜は デルヴォーやマグリットなどの シュルレアリスムを経た現在も
生きている。

レオ・コーペンスは こんなの

肋骨の内部に金塊を抱え 口に絵筆をくわえた骸骨が 逆さ吊りになって
打楽器に打ち付けられる



ちなみに デルヴォーは こんな画風




マグリットは みなさんよくご存じだと思いますが こういう画風



私が 一番好きな画家ブリューゲル 
初期の版画「大きな魚は小さな魚をくう」で 第二のボスと呼ばれるようになります



この後 ブリューゲル独自の 私の好きな画風に進化していくわけです。


ボスは作品が少ないので 来日する場合は「見ないと!!!」と心が騒ぎ
見ずにはおれません。

当時の人々の心の闇の描き方を 観るのが面白いです。



9月24日まで。


ボストン美術館の至宝 展
東京都美術館で 「ボストン美術館の至宝」 展が開催されています。


ボストン といえば フリーメイソンの聖地。
アメリカの中でも 最も特殊な土地。という思い込みがあります。

映画「宇宙戦争」でも
アメリカ全土で 宇宙人がめちゃくちゃに人類を 収穫している中
ボストンだけは 手つかずでしたし。




こちらの美術館は 成功者たちからの寄贈の絵によるもの。
成功者と言われる人たちが どんなものを好きだったのか、なんていう
違う視点の見方もあるかな、と。


明治の廃仏毀釈で 海外に安く売り飛ばされた 日本の美術品。
お寺が所蔵してたものとか。
むしろ 売り飛ばされたおかげで 戦争の戦火に合わず 大事に保管されていたんですね。
感謝しないと。(かな?)


日本美術の中では 英一蝶の 「涅槃」が170年ぶりに修復されて来日しています。



こちらは修復の様子




個人的には フランス絵画の
セザンヌや クールベ シスレー ルノワールらの 静物(果物や花)が並んで展示されていたのが
興味深かったです。
何しろ 花好きなので。
中でも ラトゥールの 果物と花が 一番好き。



クールベの「銅製ボウルのタチアオイ」は
今までの クールベのイメージとは 違い かなり弱っていて危ない精神状況が反映されているように感じました。
クールベって すごい攻撃的な画家というイメージがあるので。


フリーメイソン幹部たちが 収集した絵とか美術品なのかなあ?
と思いながら 観ると面白いかもです。