AT EASE代表 長畑 佐代子のオフィシャルブログ

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ガルニエが 鳴り響いた
22日 東京芸大奏楽堂で ティッターリントンのオルガン・リサイタルがありました。

ティッターリントン氏は 英国王立音楽院のオルガン科主任教授で
東京芸大に招聘教授として学生の指導とリサイタルのために 今回は来日されたそうです。

いや まじに驚いた。

つい最近 芸大の学生がここ奏楽堂の巨大な ガルニエ パイプオルガンを
響かせようと 大音響で演奏していたのを聴いていたばかり。
大きいだけで 美しいとは思えない音に残念な気持ちがいっぱいだったのですが

ティッターリントンさんは ものすごかった!!!!

さすが 最高峰のオルガン科教授は トップアーティスト。
オルガンの音を こんなに美しく響かせてくれるなんて。
まるで イギリスの教会にいるような気持ちにさせてもらいました。

奏楽堂の ガルニエが こんな音で鳴り響くのを初めて聴きました。



小さな音も 大きな音もとてもとても美しい!

一体どうやって こんな音を作れるんだろう?と
後半は ずっと オルガン横のアシスタントの手元ばかり見つめてしまった。
遠かったから よく見えなかったけど。
アシスタントは ものすごく素晴らしい音を響かせている間 ずっと手を動かしていた。
ということだけは分かった。

オルガニストは 演奏だけでなく そのオルガンに合った 最適な美しい音を作れなければ
感動的な演奏にならない。

巨大パイプオルガンの音を 本当に美しく響かせてもらうと
体中の細胞が踊りだすのです!


心が震えて 体中の細胞が 生まれ変わった感じ。
今までに こういう経験は インパルが指揮した時と ドレスデンの合唱団が来た時
そして 今回のオルガン。

こういう経験をさせてもらうと
確実に若返りますね。

素晴らしいコンサートでした。
ティッターリントン氏の演奏に感謝。








風神雷神を オルガンと和太鼓で
30日 芸大奏楽堂で 学生による 130周年記念のコンサートに行ってきました。

「オルガンと話してみたら」というコンセプトで
オルガンと様々な楽器をコラボさせた試みです。

その中でも 特に興味深かったのは
オルガンと和太鼓による 新実徳英作曲 「風神雷神」でした。

オルガンは風を送ってパイプを鳴らすから まさに「風神」。

今回は 特に 和太鼓の あの 林英哲氏!!ですから
和太鼓フェチとしては 是非 行かないと!!!

オルガンと和太鼓が 互いに掛け合いながら 演奏される様子は とても楽しかったです。
後半 ジャズのように オルガンと和太鼓が 即興演奏で掛け合うところも面白かったし。

オルガン演奏者が 芸大の修士学生であり
プロの演奏家 林氏の 和太鼓と あまりに格が違うのが 少し違和感を持ってしまったけど
それはしかたないですね。

林英哲氏の 圧巻の和太鼓に メロメロになりました。
行ってよかった。♪

和太鼓の音に負けじと オルガンをかなりのボリュームで鳴らしていましたが
オルガンは あくまでも 美しくないと意味がないと 私は感じます。

そのほかの 楽曲も オルガンでこんな音が出るのね。という興味にはなりましたが
本来こういう音を鳴らし続けないので その音が「美しいか」と問われれば
「美しくない」と 私は感じてしまう。

楽器は やはり個人的には「美しい音色」でお願いしたいな。

現代音楽では オルガニスト ジグモント・サットマリー氏の演奏を聴いたことがありますが
彼は どの音も美しく鳴らす。

どの音も美しい。って すごい。


染谷空海
「空海」観てきました。


三国連太郎さま亡き後 日本の俳優の中で最も好きな 山田孝之の次に
推している 染谷将太
しかも縄文族のヒーロー空海なので 観なきゃ!と。

事前調査が甘く てっきり歴史ものだと思っていたら
SFXものでした。

副題が 「妖猫傳」

楊貴妃の死の真相に迫る。という内容でした。



感想

長安の都市が良く出来ていた。
染谷君の空海は そのまま アニメキャラになれるくらい はまっていた。
染谷空海が 最初に来ていた 僧の衣がものすごく素敵で 本気で欲しくなった。
中国の女優さんの美しさは すごいなと感動した。
白竜青年がかわいかった。


染谷空海は 是非 この後もドラマとかで 連続して空海役をやってみてほしい。
「るろうに剣心」の佐藤健くらいの はまり役になるのではないか。


脱線しますが
中国女性の美しい人は 本当に美しいと思います。
日本女性で 背が高く手足が長い美人は おおむね 骨が太い。
けれど あちらの女性は 骨が細い。
女性が見ても ため息が出るくらい美しいと感じます。
昔は コン・リー が好きでした。

今回の楊貴妃役はチャン・ロンロンという 台湾とフランスのハーフ。
異族である楊貴妃に ぴったりの役どころの絶世の美女。

SFXものは あまり好みませんが
女優たちが大変美しかったので 目の保養になりました。




わたしを離さないで
ノーベル文学賞受賞作家 カズオ・イシグロ氏の「わたしを離さないで」

もう お読みになりましたか?


まだお読みで無かったら ネタバレになりますので これ以上読み進めないでください。
内容を知らずに読んだ方が 面白いので。




あたかも ハートフルな青春小説なのか?と思わせる冒頭。
淡々と語られる主人公の思い出。
なんと それは 臓器提供のために生まれたクローン人間のための施設の話だと分かる。


なんという内容でしょうか。


これはイシグロ氏の奇怪な想像小説として絶賛されていますが
私はそう思えません。

臓器提供のためのこどもというのは 本当に存在する。
少し調べれば 出てくる事実です。

私は 今から40年以上前 学生時代に あるジャーナリストのノンフィクションを読んで
初めて 知りました。
臓器提供のためのこどもを産ませる施設もある。

ここで こんなグロテスクな話をこれ以上展開するつもりはありませんが

何が言いたいかと言うと

イシグロ氏は すべて分かっていて あえて 青春小説のような抑制のきいた文体の中に
真実を入れ込んだのではないか。
これは 彼の告発なのではないか。


本当にこんな施設があったなら まだ救いはあるかもしれない。
事実はおそらくこんなものではない。
ある意味 これはファンタジーでもある。

主人公は 自分の運命を受け入れ 静かにその使命を果たそうとしていくことが
とても残酷に感じますが
実際はもっと残酷のはず。たぶんどこにも救いはない。
救いのない事実って どれだけ 世の中にあふれているでしょうか。

ノーベル賞は いわゆる支配者層にとっての好都合な発見や発明が称賛されるためのものなのだろうと
思いこんでいましたが
最近は 次元移動したことで そこの組織も変わってきたのかな?価値観が変化しているのかな?


これはまさに 形を変えて事実を暴露していると思うから。
 世の中もずいぶん進んだものだなあ、って。


見ようとしなければ 絶対に見えない事実は 世の中にたくさんありますよね。

でも 本当かなって 調べてみると どんどん見えてくるものもたくさんあります。
こういう事実は 目をそらしたくなることの一つですが
ちゃんと自分の目で調べて 世界の闇を見つめていかないと
「生きてる」ってことにならないと思うから。







なんか凄い。ぞわっとくる

流木で人型オブジェを作る アーティスト 岩崎永人氏。

 

「Torso」

 

 

 

 

すごい 存在感。

 

本当に森から 生まれ出てきたって感じですね。

死んでいる木に 命を吹き込んでる。

 

 

 

 

 

 

 

 

ブリューゲル
東京の大雪の翌朝

まだ たっぷりの雪が残されたなか ずぶずぶとブーツをびしょ濡れの歩道に埋めて
東京都美術館に向かいました。

「ブリューゲル展」の初日だったからです。

大好きなブリューゲル 絶対に初日に行く!と決めていましたから
雪が降ろうが 残っていようが 決意は固かった。

大雪の翌日ですが そのおかげで場内はガラガラ。
ラッキー!

ブリューゲルと言っても
一族が画家なので お父さんなのか息子1なのか息子2なのか はたまたそれら息子たちの孫なのか。
分かりにくいのですが

今回の展示は そこのところ非常に分かりやすく説明してくれて
かれら 家族の絵を系列立てて見せてくれています。

もちろん 私のお気に入りはお父さんである
ピーテル・ブリューゲル1世

ヒエロニムス・ボスの再来とも呼ばれた方で
ボスの画風を生かして 不思議な雰囲気を継承しました。

ここでは ボスの絵も展示されています。


その息子たちは お父さんの絵をたくさん模倣したり
独自の色付けをして ブリューゲル一族を有名にしていきます。




特に好きなもの。





ひ孫の ヤン・ファン・ケッセルの大理石に 油絵で描かれた昆虫の絵は
とっても美しい。
こちらは 場内なのに写真が撮れます。


一族の絵画が一堂に 展示されてるのは 初めて見ましたが
とっても興味深い!!
分かりやすいし
楽しかったーーーー!


4月1日まで。
ぼくらが日本を継いでいく

新宿 高島屋で 10日から開催された

「ぼくらが日本を継いでいく」行ってきました。

 

 

 若冲のぶどうの着物を着た 初音ミクが お出迎えしてくれます。

 

 

 

全面金箔の上に描かれた 火の鳥。

なんと こちらはオリジナルのものよりも 金箔の量が多くなっているという!

超豪華。

 

 

 

場内では アニメとコラボした琳派の作品と オリジナル琳派が飾られています。

 

見比べても面白い。

 

 

ありがとうございました!

本年も お読みいただき 本当にありがとうございました。

なんと寒い大晦日でしょうか。

風邪などおひきにならないように。

 

2018年は 新しいことも始めますので

次のステップを踏む予定に 今から わくわくしています。

 

 どうぞよろしく お願い致します。

 

 

1月からのイベントの紹介です。

 

1月10日から 16日まで。

新宿高島屋 11階特設会場にて

「ぼくらが 日本を継いでいく 琳派・若冲・アニメ」が 開催されます。

 

入場は無料。

 

https://www.takashimaya.co.jp/store/special/event/bokuraga.html

 

 

 

 

 

 

 

2015年に 京都国際マンガミュージアムで行われた「琳派オマージュ」をスケールアップして開催。

「ぼくらが日本を継いでいく」ということばには

日本の文化を若者に継承してほしい

という思いが込められているそうで

 

細見美術館 細見館長監修のもと 所蔵している琳派や若冲の作品などと

人気キャラクターを組み合わせ

京都 豊和堂の絵師が日本画の手法で 絹地に日本画の手法で描いたもの。

 

なんと着物の絵師さんが 琳派だけでなく アニメまで プロ以上に描いているのに驚き!

 

展示では コラボレーション作品はもちろん オマージュをささげる 作品の複製も

並べて紹介されています。

 

秋に京都高島屋で開催されたときは

数万人の入場者が訪れたそうで。

 

新年早々

楽しみです。

 

 

 

 

 

 

 

何て素晴らしい作品!!
日曜美術館で 紹介されていました。

鹿児島県の 知的障碍者施設しょうふ学園での 「ヌイ・プロジェクト」

一本の針で 自由自在に作品を繋げている試み。

彼らの作品は 美術館もファッション誌も注目している。

みんな とっても楽しそうに作業しています。
そうだよね
作者が 心から楽しんでつくったものは 作品も楽しいエネルギーに溢れている。

是非 ここのHPを見てみてください。



その作品が本当にすごい!!!kyu

こういうの 大好きだし ほんとうに たまらない!と感動してしまう。

なんという自由な色合い なんという自由な発想
彼らは天才なんですねー。


たとえば
野間口さんのシャツ全体にびっしりと施された刺繍

あるいは
溝口さんの立体的な刺繍

あるいは
吉本さんの 玉止めを繰り返すことで作られた大きなオブジェ


こういう力いっぱい 太陽のエネルギーをもらっているような作品
見ているだけで 力をもらえます!

彼らの作品を見ると

「ああ、自由に生きるってこんなに美しいんだ」
「自分だけのルールで 生きると こんなに生き生きとするんだ」


たくさん たくさん 勇気をもらえるような気がします。

すごい元気をもらった。
仕事納めまで あとちょっと。がんばるぞ!



シャガール 「青いロバ」
東京ステーションギャラリーで「シャガール 三次元の世界」展が開催されています。

こちらでは 絵画のみならず
陶芸や彫刻がたくさん展示されています。

シャガールの 陶芸は 初めて見ました。

中でも 公式ホームページに出てくる 陶芸作品「青いロバ」
衝撃的でした!

なんという自由さ。

「ロバ」のモティーフは 絵画でも何度も何度も繰り返し出てくるものですが
この 壺は ロバが主人公。

私は今 泉先生という ものすごく優しい先生に巡り合い
甘やかされながら 陶芸をやらせていただいていますが

「うわ、これ。めっちゃ欲しい!!!」
いつか 私もこの「青いロバ」のオマージュ作品を陶芸で作ることが出来るかしら。
今後の意欲が出てきました。

ピカソの陶芸も 自由奔放で好きですが
シャガールは その上を行く感じ。

石や大理石にも彫刻を施していますが
その本来の形のままに。
ゆがんだままに 楽しんで彫刻しているのが良く分かる。

ありのままを 歪んだ状態を 枠のはめられたその条件下で思う存分楽しんでいる感じで
「いいなあああheart」と感心しました。

絵画も自由ですが
陶芸も彫刻も 自由そのもの。

布を使ったミクストメディアも 可愛いし・・・・


シャガールは まだ 絵画初心者だった 10代の私が
一番最初に好きなった画家です。



色の美しさもさることながら
その自由奔放さ。

その頃の 苦しい青春真っ只中の私に 「自由でいいんだよ」と
メッセージをくれた画家。

今回は 初めて シャガールの 陶芸に接することが出来て
本当に幸せでした。


12月3日まで。