AT EASE代表 長畑 佐代子のオフィシャルブログ

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なま雅楽
19日より 国際音楽学会 東京大会が始まりまして(アジアで開かれるのは初めてらしい)
オープニングコンサートの「雅楽」を芸大奏楽堂に聴きにまいりました。


雅楽なんて ほとんど身近に感じたことがありません。
伊勢神宮 神楽殿で神楽を奉納した際に 巫女さんが舞う間しばし雅楽の演奏がありましたが
なまで身近で接したのは あの時だけ。

雅楽の演奏って どんな?という 興味で行きました。


一部は 
「平調音取」

演奏に先立って奏する短い曲。
これが意外に 身体に心地よい音だった。

「越殿楽残楽三返」

越天楽(えてんらく)とも表記される。
これは 日本人なら誰でも知ってる、というか これしか知らないといっても過言ではないかもしれません。
よく神社で演奏される「あの」曲。
同名曲に 平調 黄鐘調 盤渉調があるそうですが
平調は 民謡「黒田節」の原曲ともいわれています。
そうそう 黒田節だよ、これ。

「朗詠」

声明のような 朗詠。
私は声明好きで わざわざ聴きに行くくらいだから
本質的にこういう朗々と謡うものが好き。

二部
現代雅楽

石井眞木という作家が現代風に作曲した雅楽。

コンテンポラリーアートは 大好きですが
コンテンポラリーな音楽は 一般的に苦手なので どうだろう?と懸念していましたが
面白いことが判明。

雅楽自体が 「非日常」なので たとえそれがコンテンポラリーだとしても
どこが現代的か分からない。
なので 現代音楽なのか 古典雅楽なのか 判断つきかねる。
よって 現代雅楽だからといって 私的に気持ち悪いものではなかった。

三部
古典舞楽

「蘭陵王」

インドネシアからベトナム 中国を経て 伝わったという 面をつけて踊る。
この舞楽は 日本全土 九州から北海道まで 舞ったという 文献が残されれているという。
ほんとか?

スクワットしながら 延々 同じような動作で踊るもの。
どういう意味なんだろう。説明が無くて分からない。

「長慶子」

慣例として舞楽の最後に演奏される曲。



以上。


国際大会だから 観客のほぼ9割が外国人の音楽関係者。

独特の「間」なんだろうな。あの めちゃくちゃゆっくりと出てくるところとか

目の前に座る外国の方が ため息をもらすくらい長い間だった。
「たぶん 集中するために必要な時間なのかも」と おしゃべりしていました。
それにしても 長い。。。。。。。
笙は 温めつづけていないと音程が狂う楽器と聞いたので
直前まで 温めていたために あんなに舞台に出てくるのが遅くなったんだろうか?なんて考えたりして

彼ら 外国の方たちは
面白いと思ったのだろうか?
なんでも勉強の一環として 貪欲に異国の音楽から何かを学ぼうとしていたのだろうか?

私の感想は
雅楽の 楽器の音色は 気持ちよいものであった。ということと
音調も 舞いも 繰り返しで むしろ単調だった。ということ
装束や舞台の色使いを見るに やはりこれは日本とは思えない。
大陸的な文化だなーーー。と
大陸から渡ってきた文化。
中国的 半島的色彩に 日本の湿度がやや混じった感じ。

ガムランを想起してしまいました。全然違うけど。
あんなふうに エキセントリックだったということか。

笙(しょう)の音と 太鼓の音が 特に心地よかった。

正面 太鼓の横に 「かっこ」という小太鼓があるのですが
その「かっこ」を担当する楽師がおじぎをしたら 観衆は拍手をすることを教わりました。
ふうううん、なるほど。
拍手のタイミングが 難しいからね。


大変 興味深い 2時間を過ごしました。





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