AT EASE代表 長畑 佐代子のオフィシャルブログ

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現代の「こけし」

恩田陸に はまっています。



直木賞をとったり 本屋大賞をとったり 活躍がすごいですが

そのちょっと前から 恩田陸にはまりまして 

次々 読んでいます。



彼女の世界観が大好きです。

ファンタジーも 歴史を絡めたSFも 大好きなのですが



その中に 面白い指摘があったので 抜粋します。



EPITAPH東京 の中の 「遠刈田系」より



遠刈田系とは こけしの顔についての 系列の一つのことだそうで。





「こけし」についての言及







こけしは「子消し」なんだよ。



〜〜



こけしは本来「小芥子」という字を当てる。

「芥子」というのが、女の子が初めて髪を結いはじめた時の髪形を指すので

その名前自体が女児を表す。

こけしというのは 小さな女の子を表現した人形なのだ。



そして女児というのは、貧しく食い扶持が少なかった時代

切実に必要とされていた労働力にならないため 間引く対象になった子どもでもあった。



こけしは 間引かれた子供の代わりであり、鎮魂の人形でもあったのだ。

それにしても 首をひねると音が鳴る、とは。

その行為に別の意味があることを考えると、複雑な気分にならざるを得ない。



〜〜



今も間引きは続いている。

産んでから間引くか産む前に間引くかだけの違いだ。

産まないということも、最も効果的な間引きかもしれない。



さまざまな手段で間引かれた子供たちの代わりに

巷には ペットやキャラクター商品が溢れる。

映画の中から、いつまでも成長しない永遠の子供たちが、我々のための鎮魂のアイドルが

人形のような完璧な笑顔で我々を見つめる。










恩田陸の鋭い視点を感じさせてくれるものだなあと

ちょっとばかり 紹介させてもらいました。





 


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