AT EASE代表 長畑 佐代子のオフィシャルブログ

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塩田千春 エネルギーのシャワーを浴びる
森美術館で「塩田千春 展 魂がふるえる」が開催されています。
ベルリンを拠点にグローバルな活躍をしていますが
記憶 不安 夢 沈黙など かたちの無いものを表現したパフォーマンスやインスタレーションで知られます。

オペラや演劇ともコラボしていて その舞台の様子も興味深いです。


今回の展覧会「魂がふるえる」には 言葉にならない感情によって震えている心の動きを伝えたいと言う
作家の思いが込められています。


最初に彼女の作品を見たのは いつだっただろう?
無数の細くて赤い糸に束ねられた世界に 圧倒されました。




この大空間を 覆いつくす糸。
どういう思いで 延々とこの糸らを絡めていく作業をしたのか。
この空間の中に入ると 塩田氏の圧倒的なエネルギーのシャワーを浴びている感覚になります。



館内は 写真撮影ができる作品もあるので
撮影も楽しいですね。


作家自らがバスタブに浸かり 頭から泥水を浴び続けるという映像作品があります。
一見 ぎょっとする映像ですが
ずっと見ていると 泥水とともに 自らの毒も排出しているような感覚になり
泥をかぶる作家と 自分が 一体になっていくかんじ。
そうすると 泥水を被る行為は けっこう気持ちよいんじゃないかと 思ったりして。

 
塩田氏の すごい個性的で圧倒的な世界観に浸るのは
(ほかの センスあるアーティスト同様)
私の中の 私もまだ意識できない知らない自分の感覚が呼び覚まされるのではないか
という ぞわぞわした感覚になります。

以前に紹介した ボルタンスキーも 同じ感覚になりました。


私にとっての 現代アートは
この日常から大きく逸脱した 異常な世界によって
呼び覚まされる 眠った感覚や感情
それが 明日への活力や それまでに囲い込んできたものの脱力 放出に繋がるので
わくわくするのです。


10月27日まで。

森美での展覧会は 期間が長いので 安心。








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