AT EASE代表 長畑 佐代子のオフィシャルブログ

ツイッター  @sayoko11
<< August 2017 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
ベルギー奇想の系譜
文化村 ザ・ミュージアムで「ベルギー奇想の系譜」展が開催されています。

以下 説明文より

地獄 骸骨 アイロニー
いくつかの象徴的な要素を見ることが出来る ベルギーの「奇想」

ルーツは 15〜16世紀に活躍した ヒエロニムス・ボスに由来する。



人々を魅了したのは 世にも奇妙な魑魅魍魎たちが動き回る地獄の風景

ボスの死後も 人気は続き
「ボス風」の絵画が登場する

ヤン・マンディン
ピーテル・ブリューゲル

などなど

何故 ベルギーに「奇想」の芸術が生まれたのか?

フランドルと呼ばれるこの地域は 古くから手織物業などの産業が栄え
肥沃な土地であることから 数々の国に支配された。

無残な戦いの舞台になったことは数知れず
生き残るための 知恵として「アイロニー」が身に着けられた。

精神的にも啓かれた地域であったために
早くから心の闇に目が向けられ 圧倒的な存在としての「死」に関心が寄せられたのだ。


*********************


この系譜は デルヴォーやマグリットなどの シュルレアリスムを経た現在も
生きている。

レオ・コーペンスは こんなの

肋骨の内部に金塊を抱え 口に絵筆をくわえた骸骨が 逆さ吊りになって
打楽器に打ち付けられる



ちなみに デルヴォーは こんな画風




マグリットは みなさんよくご存じだと思いますが こういう画風



私が 一番好きな画家ブリューゲル 
初期の版画「大きな魚は小さな魚をくう」で 第二のボスと呼ばれるようになります



この後 ブリューゲル独自の 私の好きな画風に進化していくわけです。


ボスは作品が少ないので 来日する場合は「見ないと!!!」と心が騒ぎ
見ずにはおれません。

当時の人々の心の闇の描き方を 観るのが面白いです。



9月24日まで。


ボストン美術館の至宝 展
東京都美術館で 「ボストン美術館の至宝」 展が開催されています。


ボストン といえば フリーメイソンの聖地。
アメリカの中でも 最も特殊な土地。という思い込みがあります。

映画「宇宙戦争」でも
アメリカ全土で 宇宙人がめちゃくちゃに人類を 収穫している中
ボストンだけは 手つかずでしたし。




こちらの美術館は 成功者たちからの寄贈の絵によるもの。
成功者と言われる人たちが どんなものを好きだったのか、なんていう
違う視点の見方もあるかな、と。


明治の廃仏毀釈で 海外に安く売り飛ばされた 日本の美術品。
お寺が所蔵してたものとか。
むしろ 売り飛ばされたおかげで 戦争の戦火に合わず 大事に保管されていたんですね。
感謝しないと。(かな?)


日本美術の中では 英一蝶の 「涅槃」が170年ぶりに修復されて来日しています。



こちらは修復の様子




個人的には フランス絵画の
セザンヌや クールベ シスレー ルノワールらの 静物(果物や花)が並んで展示されていたのが
興味深かったです。
何しろ 花好きなので。
中でも ラトゥールの 果物と花が 一番好き。



クールベの「銅製ボウルのタチアオイ」は
今までの クールベのイメージとは 違い かなり弱っていて危ない精神状況が反映されているように感じました。
クールベって すごい攻撃的な画家というイメージがあるので。


フリーメイソン幹部たちが 収集した絵とか美術品なのかなあ?
と思いながら 観ると面白いかもです。




都会の癒やし
コンクリートに囲まれた 都会に暮らしています。

高層ビルが 次々に建ち
夜間の人口と この場所に通うサラリーマンの人口がほぼ同じという
慌ただしい 場所です。

朝も夜も 人が 右往左往していて
ひっそりする時間がほとんどない ところ。
しかも 数年後にはオリンピックが あるのかないのか 分からないけれど
そのための 準備で
街路の今まであった 背の高い鈴懸の木は すべて抜かれ
新しい灌木に替えられるという 不思議なことが 行われています。
なんのために?
オリンピック予算から 無理やり使おうとしているのかなあ?

歩道も去年から 何度も何度も掘り返しては埋め戻すという 理解不能なことが
繰り返されて
一年中 工事をしている状態。

慌ただしい上に 夜間も工事の騒音で ますます
神経に触るような 場所です。


そんな場所ですが
一つだけ 大きく変化したことがあります。

我が家の周囲にも 以前のマンションや建物が壊されて
新しい高層マンションが建てられましたが
その建物の周囲は どれも 背の高い木や 芝生や 灌木がたくさん植えられるようになったので
以前よりも 目の中に飛び込んでくる 緑の量が増えた。

そして

早朝は
緑地に潜む 虫の大合唱が 高層ビルの谷間に 響き渡って
それはもう 素敵な音楽が流れるのです。

ビルの谷間に 反響して
虫の声が ものすごいのですよ。

都会の中なのに。



早朝だけではありません
雨が降る直前にも 虫たちは 大合唱をしてくれる。

だから

ああ、もうじき雨だ。

ということも分かります。



都会の中なのに。



ひどく あわただしい コンクリートの世界で
引き換えにもらった
素晴らしいプレゼントです。

毎朝 太陽が出たあと
虫の大合唱を聴くのが
一番の癒やし。


早起きしている人しか
気がつかないかもしれません。