AT EASE代表 長畑 佐代子のオフィシャルブログ

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TSUNE ランチョンマット
TSUNEさんの 食器類は どれもファンタスティックで好き。

伊勢丹に行ったら 出会いがあり
購入してしまった ランチョンマット。

こんなに色々な!
どれも 本物の葉っぱをラミネート加工しているので 色の出具合も様々で。






ほれぼれしちゃいますよね。この色。
自宅に連れて帰ってきたのは この子たち。






現代の「こけし」

恩田陸に はまっています。



直木賞をとったり 本屋大賞をとったり 活躍がすごいですが

そのちょっと前から 恩田陸にはまりまして 

次々 読んでいます。



彼女の世界観が大好きです。

ファンタジーも 歴史を絡めたSFも 大好きなのですが



その中に 面白い指摘があったので 抜粋します。



EPITAPH東京 の中の 「遠刈田系」より



遠刈田系とは こけしの顔についての 系列の一つのことだそうで。





「こけし」についての言及







こけしは「子消し」なんだよ。



〜〜



こけしは本来「小芥子」という字を当てる。

「芥子」というのが、女の子が初めて髪を結いはじめた時の髪形を指すので

その名前自体が女児を表す。

こけしというのは 小さな女の子を表現した人形なのだ。



そして女児というのは、貧しく食い扶持が少なかった時代

切実に必要とされていた労働力にならないため 間引く対象になった子どもでもあった。



こけしは 間引かれた子供の代わりであり、鎮魂の人形でもあったのだ。

それにしても 首をひねると音が鳴る、とは。

その行為に別の意味があることを考えると、複雑な気分にならざるを得ない。



〜〜



今も間引きは続いている。

産んでから間引くか産む前に間引くかだけの違いだ。

産まないということも、最も効果的な間引きかもしれない。



さまざまな手段で間引かれた子供たちの代わりに

巷には ペットやキャラクター商品が溢れる。

映画の中から、いつまでも成長しない永遠の子供たちが、我々のための鎮魂のアイドルが

人形のような完璧な笑顔で我々を見つめる。










恩田陸の鋭い視点を感じさせてくれるものだなあと

ちょっとばかり 紹介させてもらいました。





 


GINZA SIX  観世能楽堂

松坂屋跡地に GINZA SIX がオープンしました。

その地下三階に 観世能楽堂が 新たにオープン。
そのこけら落としの 能に行ってまいりました。

松濤の能楽堂は 閑静な住宅地にあり 心和む空間でした。

その能楽堂が 今度は銀座のど真ん中に。
観光客は行きやすくなったのかな。

こちらの能楽堂は 目付柱の取り外しが可能だそうで
能楽だけでなく 舞台や演劇 ショーや学術会議にも使えるという。
多目的な空間になったそうです。

豪華な檜舞台で 能楽以外のものが観劇できるって ちょっと興味深いです。

お能も どんどん一般に普及して 伝統芸能がアゲアゲになるといいですね。


短時間にちょちょっと見学しただけなので 詳しいことはまだ分かりませんが


この GINZA SIX が出来たことでちょっとうれしいことは

蔦屋書店が入っており その中央のギャラリーのイベントスペースが面白そう。
現在は 杉本博司 名和康平 蜷川実花の展覧会。

京都の 中村藤吉が入っている。これすっごく嬉しい!抹茶ゼリー大好き。

アート作品が 館内のあちこちにある。
特に チームラボの「Libing Wall」楽しいんじゃない?

ビルの裏手にある ローソンが なにやら渋くてシック。
大変おされな コンビニになってる!

地下2階の スイーツ売り場が 広々としていてなにやら楽しい。

5階には 会員限定のサロンのようなラウンジがあるらしい。
オリジナルフードやドリンクの提供やら 体験型のカルチャープログラムとか
セレブ向けなんだろうか?

杉本博司プロデュースらしいから覗いてみたいけど・・・

屋上庭園も売りらしいのですが そこまでいくエレベーター混みすぎ。
ですので上がるのは断念した。

ファッション部門はまだゆっくり見る時間がありませんでしたが
一階で 夏の帽子を購入してしまった。


「普通のデパートや ファッションビルじゃないよ!!感」を出そうと努力しています。


どこまで 個性的に成長していくのか。期待していこう。




 

ぷち感動

恵比寿の WE ARE THE FARM

自分の畑でとれた無農薬の野菜料理を提供するお店。

ここでの ぷち感動




無農薬だからこその 野菜まるごとぶっこみの お水。


ハーブや レモンのお水は見たことがあるけれど
ここまで 野菜を入れ込んだお水は 初めてでした。


サラダも食べ放題で 美味しかったのはもちろんですが

こういう 意外なぷち感動の方が 私はとっても嬉しいです。


「わあ ハート


という 小さな驚きとか 喜びとか。




これは もう私の中では 一番大事な人生の要素といってもよい。

私のサロンも お客様がそういう感覚を 持っていただけたら!という思いでやってきましたので。

「エステなのに 身体が楽になってる〜」
「ピールしてないのに 顔が白くなってる〜」

というエステやマッサージにまつわるものだけでなく そのほかにもそんな小さな驚きをもっていただけたら。


部屋の装飾やアロマの香りや 飲み物もみんな含めて。


だから
こちらの お水みたいに 楽しいものに出会うと ほんと幸せです。きらきら

 

本日はブリューゲルの日

本日より 東京都美術館で 「バベルの塔」展が開催されました。



ブリューゲルは 私が一番好きな画家!!

初日に行かねばならん!
昨夜よりちょっと体調が崩れており 今朝も 「無理かな〜」と弱気になっておりましたが
気合で!体調を取り戻して 初日に駆けつけることが出来ました。


なんたって ブリューゲルの 最高傑作「バベルの塔」

しかも ヒエロニムス・ボスの作品が 2点も!!!!!!!



私の中では 若冲の時以上の盛り上がりです。

東京都美術館 改装以来 頑張ってるよなーーーーー。
展示に すごい今まで以上に気合が入ってるもんなーーーー。えらい!!


ブリューゲルの絵は どこを切り取っても その細密さが半端ないのです。
小さな小さな人物や背景までもが ものすごい繊細さで描かれていて
本当に見ていて飽きない。

その 最高峰にあるのが 「バベルの塔」なんですね。


そのこだわりはすごい。
どの一点を見ても 綿密に綿密に丁寧に描きこまれていて
このバベルの世界に いつのまにか 入り込んでしまいます。


是非!!!! 実物を見てもらいたい。


美術館鑑賞の後は 芸大前の カフェで一息。
八重桜が綺麗。 写真でかっ!






なんか 血迷って 甘いものあまり食べないのに バベルの塔シフォンケーキまで買ってしまった。



バベルの塔に感激して 思わず購入してしまったもの。


お茶の後は 芸大の アート&サイエンス ギャラリーというところで
別展示の バベルの塔 プロジェクションマッピングがあるので
そこも見てみて。なかなか良いたたずまいです。





本日の人では まだまだでしたが
おそらく これから テレビでどしどし 出てくるかもしれません。

若冲の時みたいに そのうち行列になるかもしれませんので
お早めに鑑賞してみたら。



7月2日まで。




 

なま雅楽
19日より 国際音楽学会 東京大会が始まりまして(アジアで開かれるのは初めてらしい)
オープニングコンサートの「雅楽」を芸大奏楽堂に聴きにまいりました。


雅楽なんて ほとんど身近に感じたことがありません。
伊勢神宮 神楽殿で神楽を奉納した際に 巫女さんが舞う間しばし雅楽の演奏がありましたが
なまで身近で接したのは あの時だけ。

雅楽の演奏って どんな?という 興味で行きました。


一部は 
「平調音取」

演奏に先立って奏する短い曲。
これが意外に 身体に心地よい音だった。

「越殿楽残楽三返」

越天楽(えてんらく)とも表記される。
これは 日本人なら誰でも知ってる、というか これしか知らないといっても過言ではないかもしれません。
よく神社で演奏される「あの」曲。
同名曲に 平調 黄鐘調 盤渉調があるそうですが
平調は 民謡「黒田節」の原曲ともいわれています。
そうそう 黒田節だよ、これ。

「朗詠」

声明のような 朗詠。
私は声明好きで わざわざ聴きに行くくらいだから
本質的にこういう朗々と謡うものが好き。

二部
現代雅楽

石井眞木という作家が現代風に作曲した雅楽。

コンテンポラリーアートは 大好きですが
コンテンポラリーな音楽は 一般的に苦手なので どうだろう?と懸念していましたが
面白いことが判明。

雅楽自体が 「非日常」なので たとえそれがコンテンポラリーだとしても
どこが現代的か分からない。
なので 現代音楽なのか 古典雅楽なのか 判断つきかねる。
よって 現代雅楽だからといって 私的に気持ち悪いものではなかった。

三部
古典舞楽

「蘭陵王」

インドネシアからベトナム 中国を経て 伝わったという 面をつけて踊る。
この舞楽は 日本全土 九州から北海道まで 舞ったという 文献が残されれているという。
ほんとか?

スクワットしながら 延々 同じような動作で踊るもの。
どういう意味なんだろう。説明が無くて分からない。

「長慶子」

慣例として舞楽の最後に演奏される曲。



以上。


国際大会だから 観客のほぼ9割が外国人の音楽関係者。

独特の「間」なんだろうな。あの めちゃくちゃゆっくりと出てくるところとか

目の前に座る外国の方が ため息をもらすくらい長い間だった。
「たぶん 集中するために必要な時間なのかも」と おしゃべりしていました。
それにしても 長い。。。。。。。
笙は 温めつづけていないと音程が狂う楽器と聞いたので
直前まで 温めていたために あんなに舞台に出てくるのが遅くなったんだろうか?なんて考えたりして

彼ら 外国の方たちは
面白いと思ったのだろうか?
なんでも勉強の一環として 貪欲に異国の音楽から何かを学ぼうとしていたのだろうか?

私の感想は
雅楽の 楽器の音色は 気持ちよいものであった。ということと
音調も 舞いも 繰り返しで むしろ単調だった。ということ
装束や舞台の色使いを見るに やはりこれは日本とは思えない。
大陸的な文化だなーーー。と
大陸から渡ってきた文化。
中国的 半島的色彩に 日本の湿度がやや混じった感じ。

ガムランを想起してしまいました。全然違うけど。
あんなふうに エキセントリックだったということか。

笙(しょう)の音と 太鼓の音が 特に心地よかった。

正面 太鼓の横に 「かっこ」という小太鼓があるのですが
その「かっこ」を担当する楽師がおじぎをしたら 観衆は拍手をすることを教わりました。
ふうううん、なるほど。
拍手のタイミングが 難しいからね。


大変 興味深い 2時間を過ごしました。





草間彌生のエネルギー
国立新美術館で 「草間彌生 わが永遠の魂」展が開催されています。
70年の画業の集大成。圧巻の迫力です。

会場は 老若男女でいっぱい。
アートに興味のなさそうな人も きっと 草間彌生という人間に興味を持って来場しているのだろうな!
という感じです。

そう 草間には アートを超えて 「すごい!」と感じさせるエネルギーがあります。

幼いころから 水玉模様が見えていた。

描いていることが自己崩壊しない手立て。
描きつづけることが 自分を安定させる唯一の方法。

まさに 命がけで 描きつづけているという。

今年で88歳。
毎日キャンパスに向かう彌生氏。
描いているときの眼が すごいんです。
会場前の 映像があります。

そんな彼女の絵にエネルギーが無いわけがない。
入ってすぐのホール一面に 壁を埋め尽くす絵。



この中には きっと あなたが好きだと思える一枚があるはず。
それを見つけるのも 楽しい作業です。

私はこれが好きな一つ




個人的には 1970年代の コラージュ作品がとても素敵だと思いました
もちろん現在の絵も はじけていてすごい!!!

描きつづけなければ 精神が崩壊するという状況の中で
世界中から賞賛をあびている人。
アーティストとしては きっと 最高に幸せなんだろうな。

まさに命をかけて 日々描く絵に
本当に元気をもらえます。


5月22日まで。


ティツィアーノ
東京都美術館で「ティツィアーノとヴェネツィア派展」が開催されています。


イタリアの巨匠  当時のヴェネツィアで最も影響力のあった画家です。

1515年の 「フローラ」
愛され続けた 可憐な女性。その肌の透明感は半端ないです。
これは実物でないと分からない。




枢機卿が 「ウルヴィーノのヴィーナス」以上のヌードを希望して注文したという。
「ダナエ」
 
金の雨になった ゼウスを受け入れる 股を開いた恍惚のダナエ。
枢機卿が こんな絵を注文しちゃうんですね。

ダナエの画像は ネット検索してみてくださいね。


私は個人的には 画家の力は肖像画にあると思うので
教皇を描いた これが一番すごいと思いました。
半端ない「生きる力」(良くも悪くも)が みごとに表されている。



ティツィアーノにより レンブラントとか ルノワールとか たくさんの画家が
感動して影響を受けてきたわけです。


私は ヴェナツィアの フラーリ教会で「聖母子被昇天」を見ました。




愛くるしいマリア 

ティツィアーノは 大衆が求める 可憐なマリアをみごとに表現していました。
天才というものは 自分勝手な表現をごり押しする人ではなく
周りが求めるイメージを 最大限に引き出すことが出来る人なのだなあと
つくづく感じた次第です。


だからこその 当時の人気画家であったわけだ。


これって すべての表現者に当てはまることだと思うのですが
どんなに技術や感性が優れていても 当時の民衆や注文主の意向に寄り添えなければ
人気者にはなれない。
人気者になれないということは その道で生活をすることが出来ないということでもあります。

誰にも理解されなくてもいい。自分は自分が望む道を行くのみ。
と 孤高のアーティストもいると思いますが
それだと自分が本当に追求したい道とは別に 生活費を稼ぐ道を見つけなければなりません。
亡くなった後に評価される人もいるけれど(アンリ・ルソーみたいに)
やはり 生きている間に ちゃんとそれなりの評価をもらって
生活のためのお金を稼いで行ける方がいい。

だから 天才というものは
人の望むものも ちゃんと把握できる人だと思う。

ティツィアーノは 天才。




資生堂で 吉岡徳仁

資生堂ギャラリーで「吉岡徳仁 スペクトル」が開催されています。
会場いっぱい 霧の中で虹が走ります。




吉岡氏は 結晶とかクリスタルとか使わせたら 第一級のアーティストです。

繊細で幻想的。

クリスタルに 光を当てて 虹色をつくる。




この作品の裏には 16分のビデオがあり
今までの吉岡氏の作品を紹介しています。




これは是非 全部見てほしい。
美しい作品たち。

どれも繊細で技術的で知性的。
ガラスのベンチは パリ オルセー美術館の印象派ギャラリーに常時展示
結晶の椅子
クリスタルプリズムでつくられた建築
ガラスの茶室など。


入場は無料だから とってもお得!です。


帰りには ROSE BAKERYで ヴェジタブルプレートを食す。



これ ボリュームたっぷりで お腹いっぱいになります。

ヴェジタブルプレートって いろいろなサラダが載っているけど
他の店では ぼんやりした味のサラダが多いような気がしますが
こちらのサラダたちは
クミン や ミント パクチー バジル ディルなど
香辛料や香味野菜をたっぷりきかせて どれも個性的でしっかりした味付けをしているから好き。



資生堂ギャラリーは 3月26日まで。

何故か 写真が巨大化してしまいました。

 

もはや強い刺激は・・・
国立新美術館で 「ダリ展」が開催されています。

いわゆるあの「ダリ風」な絵が誕生する以前の
印象派のような ダリの絵も来日していて

ダリの足跡が想像できて楽しい。


冒頭 女性の目が切り開かれるというショッキングな映像から始まる
ダリの 最初の映画「アンダルシアの犬」。


以前 ダリ展でも上映されていたのですが
立ち見だったので 全部見ることをしなかったけど
今回は 椅子もあり はじめて 約15分の映像を見ることができました。

初回上映の際は ピカソらが絶賛したという。
そういう時代だったのでしょう。
私はやはり意味がわからないけど
不条理で不穏な雰囲気だけは感じました。

今観て 面白いか といえば 私は面白くない。
けれど
その時代に こういう衝撃的な不条理作品が公開されたということを想像すると
面白い。

そのほかの映像は
ヒッチコックの 映画 グレゴリー・ペックが夢を語るシーンで
ダリが その夢を担当したシーン

ディズニーが ダリの世界をアニメで再現した 美しい映像もあり
(これは一見の価値おおいにあり!!! ガラが主人公)

見どころは満載です。

映画だけでなく ダリは 宝石や 演劇の舞台美術
本の挿絵など 幅広く活躍しており
時代の寵児でした。


これらすべては ダリにとっての 生涯のミューズである
年上の破天荒で 遊び好きな妻 ガラのお手柄なのでしょう。

ダリのキャラ付けも ダリの作品選びも
すべてが ガラのプロデュースだったらしい。


ガラは ダリにとっての女神であり 聖母でありました。

ガラの晩年は ダリにも会おうとせず さらに年下の愛人と 
ダリが用意してくれたガラのお城で暮らしました。
やりたい放題だね。

だから ガラが亡くなった後は たぶん抜け殻になっちゃんたんですね。
引きこもって 作品も作らなかったという。

ガラがプロデュースしたからこその 「ダリ」であったということ。

大スターだったアーティストだけど
果たして 幸せだったのかな?



ダリの象徴とされる 「蟻」や「歪んだ時計」のモチーフ。
黄色と青を混ぜた ダリ独特の 美しいけれど不穏な背景の色。
強烈なダリの世界。




すごく面白かったのですよ。この展覧会。

気持ちはかなり高揚したんだけど
肉体が 疲れた・・・・・

刺激の強いものに対して もはや肉体がついていけなくなっているのか?
かなしいけど。

年齢を重ねていくってこういうことなのかな。



もう若くないから
なるべく 美しい穏やかな
目に優しいものを 選択していかなくてはいけないのかもしれません。


( ;∀;)


12月12日まで。